jinnosuke

『ねと見!』の管理人です。
昭和の終わりの方に北海道で生まれる。 専攻は哲学(インド哲学・仏教学)。 趣味は読書と散歩。愛読書は辞書。

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インド哲学仏教学/後鳥羽院と定家さん

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感想・レビュー

2024/7/21

【読書感想】セシリア・ワトソン『セミコロン かくも控えめであまりにもやっかいな句読点』

セミコロン created by Rinker Kindle Amazon 楽天市場  セミコロン かくも控えめであまりにもやっかいな句読点 セシリア・ワトソン 著 / 萩澤大輝 ・ 倉林秀男 訳 出版社:左右社 発売日:2023/09/06 言葉の正しさへの執着  プログラミングではここでもかというほど使われる「セミコロン(;)」。本来は英文で扱われる句読点であることは言うまでもないが、この句読点の誕生と数奇な歴史を記した本書は、訳者曰くの「ジャンル不詳の読み物」そのもので歴史書とも文法書とも ...

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2024/6/27

【読書感想】ガリ『死刑囚の理髪係』

死刑囚の理髪係 created by Rinker Kindle Amazon 楽天市場  死刑囚の理髪係 ガリ 出版社:彩図社 発売日:2024/05/28 罪に向き合うとはどういうことか?  主として裁判で刑が確定していない未決拘留者と死刑囚が収監される拘置所。東京拘置所は全国に8つある拘置所のひとつとしてあまりにも有名だが、そこで「服役」したというある意味珍しい経験をした著者による実録記。死刑確定後、死刑囚は面会など外部との接触が極限まで制限されその動向を知ることはできないが、理髪師として ...

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2024/6/22

【読書感想】柳田國男『先祖の話』

先祖の話 (角川ソフィア文庫) created by Rinker 角川学芸出版 Amazon 楽天市場  先祖の話 柳田國男 出版社:角川学芸出版(角川ソフィア文庫) 発売日:2013/06/21 柳田國男が未来に託した遺書  太平洋戦争末期、アメリカ軍による本土空襲が激化した昭和20年4月から5月にかけて一気に書き上げられたという本書は、柳田國男の傑作のひとつといわれている。明日どうなるかも分からない状況下において、どうしても「書いておかねばならない」と綴られた日本の先祖観と祖霊信仰について ...

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2024/6/12

【読書感想】安達裕哉『頭のいい人が話す前に考えていること』

頭のいい人が話す前に考えていること created by Rinker Kindle Amazon 楽天市場  頭のいい人が話す前に考えていること 安達裕哉 出版社:ダイヤモンド社 発売日:2023/04/19   「人に伝える」が難しいと感じたら読む本  本家羅列記事でもたびたび記事紹介している「Books&Apps」を運営する『ティネクト株式会社』代表取締役・安達裕哉氏による本書。発売以来ベストセラーとなっていることは、各メディアで大々的に取り上げられているから知っている人も多いだろう。コン ...

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2024/5/27

【読書感想】たつき諒『私の見た未来 完全版』

私が見た未来 完全版 created by Rinker Kindle Amazon 楽天市場  私の見た未来 完全版 たつき諒 出版社:飛鳥新社 発売日:2021/10/02 備えることの意味とは?  ここ数年、2011年3月の東日本大震災を予言したとして都市化伝説界隈を中心に話題になっているたつき諒『私が見た未来』。原本は1999年に刊行されて以来絶版となっていたものの、著者の新たな予知夢と自身のみた夢を書き留めた「夢日記」を同封し完全版として復活したのが本書。  原本に記されたさまざまな予 ...

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2024/5/24

【読書感想】岡田利規『掃除機』

掃除機 created by Rinker 白水社 Amazon 楽天市場  掃除機 岡田利規 出版社:白水社 発売日:2023/03/16 日本語、その可能性とは?  正直なところ、自分は本書をどう批評するかの言葉を持っていない。  そもそも戯曲である以上、そこで扱われる言葉は舞台上で評価されるべきだと思うし、その舞台の礎としての台本であるにせよ読み物として本書を扱うべきなのか否か、迷うところである。それ以前に、本書に収録されている作品は日本語で書かれたものでありながら、初演はすべて海外でその ...

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2024/5/18

【読書感想】湯川秀樹『旅人 ある物理学者の回想』

旅人 ある物理学者の回想 (角川ソフィア文庫) created by Rinker KADOKAWA Amazon 楽天市場   旅人 ある物理学者の回想 湯川秀樹 出版社:KADOKAWA(角川ソフィア文庫) 発売日:2011/01/25 心豊かな人生とは?  言わずと知れた日本人初となるノーベル賞を受賞した湯川秀樹のエッセイ。著者は生前数多くのエッセイを残したが、その中でも本書は自身の誕生以前からノーベル賞受賞のきっかけとなった研究に至るまでの半生を、深い述懐とともに回顧している。  どこに ...

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2024/4/29

【読書感想】岩尾俊兵『世界は経営でできている』

世界は経営でできている (講談社現代新書) created by Rinker Kindle Amazon 楽天市場  世界は経営でできている 岩尾俊兵 出版社:講談社(講談社現代新書) 発売日:2024/01/18 価値とは創造できるもの  本書は人間が成しうる所作言動、人間活動のさまざまな側面を「経営」という視点に落とし込み俯瞰している異色のエッセイ。「経営」という定義を理解するには十分すぎるくらいさまざまな角度が用意されている。特に芸術や歴史を経営の視点から切り込んだ切り口、着眼点には目を ...

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2024/4/20

【読書感想】岡田敦『エピタフ  幻の島、ユルリの光跡』

エピタフ  幻の島、ユルリの光跡 created by Rinker インプレス Amazon 楽天市場  エピタフ  幻の島、ユルリの光跡 岡田敦 出版社:インプレス 発売日:2023/06/07 静かに消えゆく歴史の1ページ  北の海に浮かぶ孤島・ユルリ島。北海道根室半島の目と鼻の先にある無人島だが、ここには野生化した馬たちが静かに暮らしている。本書はその島の数奇な歴史と運命を、洗練された数々の写真と共に紐解くルポルタージュだ。  著者・岡田敦氏は「写真界の芥川賞」と称される木村伊兵衛賞も受 ...