レポート

佐渡島をブラっと散歩してきましたレポ~後鳥羽院をめぐるフィールドワークその2 おまけ編~

 今回は本当におまけ編w
 サムネ画像は、佐渡汽船の看板娘・カーフェリー三人娘の(左から)「あかねちゃん」「ときわちゃん」「おけさちゃん」。
 

 それぞれ佐渡汽船のフェリーがモチーフ。ちなみに「おけさちゃん」が長女。「あかねちゃん」が末っ子とのこと。めんこいwww
 
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 さて、【佐渡の入江の順徳院 後編】で『堂所御所跡』へ行ってきた後で、フェリーまでに相当な時間があったので「さてママ、どーしましょ?」ってことになったので、図らずも佐渡観光をしてきましたという回。
 もう少し事前にリサーチできていれば順徳院に関する史跡も回れたのですが、当初はもっと時間がかかる予算だったのに図らずも前日にリサーチ分を回れてしまったので、突然に時間が空いてしまった次第。

 でさっそくですが、佐渡といえばやっぱり金山。


 『道遊の割戸』
 佐渡金銀山の中でも最初期の採掘地とされる露天掘りの跡。巨大な金脈を掘り進むうちに山がV字に割れたような姿になったとか。つまり、手掘り!
 山頂部の割れ目は、幅約30m深さ約74mとのこと。
 この光景が人の力で生み出されたとは正直圧巻だった。

 主要な金鉱脈だけでもこんなにある。

 この金山の間をスカイラインという道路が通っているが、割戸の反対側には見晴らしの良い展望スペース(?)がある。

 『佐渡金山』という立て看板がなかなか映える。

 さてここで割戸の斜面をよ~く見てみると


 ところどころ穴が開いている。
 ここも金採掘のために掘られた跡だという。当時も何かしら足場は作られていたんだろうけど、それにしても険しい。

 で、この展望スペースの近くにあったのが

 『大切山孔』
 もちろんお察しの通り、ここも採掘孔の跡。
 およそ400m掘り進めたところで大金脈が発見されたという。それだけ深い採掘孔なので、ここから流れてくる空気は身震いするほど冷たかった。夏の最中の蒸し暑い炎天下、ここの入り口の前だけひんやりとした風を感じられた。
 
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 黄金の島を歩く

 
 
 
 この後一路、『尖閣湾揚島遊園』へ。
 
 日本海の青さが空の青さを映しているような深さだった。 

 実際遊園内に入るには入場料がかかる。で、今回はホントにどんな感じのところなのか雰囲気を味わいに行っただけなので、遊園内には入らずじまい。

 ちなみに、この周辺数kmに渡る海岸沿いには大きさのさまざまな小湾が連なっていて、北欧のフィヨルドに似てなかなかの絶景ポイントとなっている。
 また、この遊園から更に数キロ北に行った辺りには森鴎外『山椒大夫』で有名な安寿姫にまつわる伝説が残る。今回はドライバーということもあり、更に本当に通過しただけだったので、残念ながら写真はない。あしからず。

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山椒大夫・高瀬舟

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 最後に、先ほど金山跡でも出てきた『大佐渡スカイライン』
 日本の離島に多い急峻な山道を横断するこの道路、いろは坂なみのヘアピンカーブが断続的に続き、一気に標高1000m近くまで駆け上がる佐渡屈指のドライブスポット


 看板には『大平高原』と書いてある。
 途中にはパーキングの他、高原地などもあり、眺めは絶景そのもの。
 また大佐渡スカイライン|佐渡観光ナビのリンク先にある写真なども見て分かる通り、自然豊かで走っていてもそれだけで楽しい。


 こちらは東側(両津港方面)から登ってすぐにある白雲台付近。
 佐渡島の中心部である国仲平野を基軸とした島のくびれ部分が一望できる。


 
 
 

 また佐渡の最高峰・金北山(1172m)の頂上も間近に見える。ちなみにこの金北山に隣接する妙見山(1042m)の山頂には日本海を監視する自衛隊のレーダーサイトがあり、自衛隊の車両ともときどきすれ違ったりする。
 
 
 というか、この白雲台までの登り坂は、自衛隊の道路を間借りしているらしい。


(約20秒)

 これは途中にあったパーキングから撮った映像ですが、う~ん、雲が近い。
 気象条件が良ければ、遠く北アルプスや谷川岳なんかも見られるとのこと。
 
 
 
 
 とまあ相変わらず矢継ぎ早に見てきましたが、今回は旅程の日数が少なかったということとドライバーだったことも相まってそもそも写真もあまり撮れず、また、細々したところを大分端折ってしまったので、こんな感じのレポートになります。
 今度は冬の佐渡にも行ってみたいものです。

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 佐渡 (私の日本地図 7) / 宮本常一

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