【読書感想】ミニマリストTakeru『月10万円でより豊かに暮らすミニマリスト生活』

 
 月10万円で より豊かに暮らす ミニマリスト生活
 ミニマリスト Takeru
 出版社:クロスメディア・パブリッシング
 発売日:2020/04/17

モノを減らして豊かに生活するために

 2020年発売と同時にベストセラーとなったミニマリスト・タケルさんの著書。
 不要なものを切り捨てることで本当に大切なものに意識が集中するという考え方は、今やミニマリストの基本となっている。
 モノ・コトが減る、結果お金や時間に余裕ができ自己実現にそれらを費やすことができるという構造は実に単純だ。
 しかし分かっていてもなかなか実行は難しい。神経症的傾向の強い人、いわゆるメンタルの弱い人などは、出費あるいは物が増えるほど幸福度が増すという研究をどこかで読んだが、現実誰しもミニマリスト的な生活に適する訳ではない。

 だが本書で語られていることは、ミニマリスト的生活の推奨というよりは生活そのものの見直し、その啓発がメインだ。断捨離という手段を経て、自身の生活をより豊かにすることへフォーカスされている。よってミニマリストになるための具体的方法論は乏しい。

 私自身、かなりの蔵書を抱えていること以外、基本的にミニマリストのような生活を送っているので共感できる部分を多く見出した。
 しかし同じフレーズや内容が繰り返されていたり、校正に若干の難がある。そのため独特な読みづらさがある点、指摘しておく。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする