【読書感想】石川和男『仕事が速い人は、「これ」しかやらない ラクして速く成果を出す「7つの原則」』

 
 仕事が速い人は、「これ」しかやらない ラクして速く成果を出す「7つの原則」
 石川和男
 出版社:PHP研究所
 発売日:2020/03/11

無駄なことなんてしている暇はない!

 1日24時間。これは地球上の全人類に共通して与えられた猶予である。
 「時短」など叫ばれて久しいが、忙しい現代人にとってそれはどこまで効果を示すものか?
 また巷には「時間術」「仕事術」と銘打った書籍も多く刊行されているが、果たしてどれだけの読者が実践できているだろう?

 本書は世間的に周知されている「時間術」や「仕事術」をいかに実践するか、その際の注意点にまで留意された実践本である。
 ネタバレになるが、その実践方法とは
 ・あらゆることに期限を決める
 ・一日のやることを書きだす
 ・動きながら考える
 ・厄介な仕事の細分化と他人に任せるということ
 ・自分に合った本を選び、その中の最低一つは実行・習慣化
 ・15分でも時間が空いたらカフェへ
 ・高いレベルの仲間と付き合う
 という7点に集約される。
 どれもそこかしこにある時間術系の書籍で大いに語られていることだが、本書ではそれらの要点まとめて体系的に解説してくれている。
 特に世にいう”5秒ルール”という手法に対しては、「人は5秒後にはやらない理由を探る。よって5秒以内に行動することが有用」と喝破しその有効性を伝えてくれている。
 なかには著者一流の「朝一で重要な仕事に取り掛からない」など、世間で言われている時間術とは反することも解かれているが、それにも明確な理由付けがなされている。
 仕事を他人に任せる際にもWin-Winの関係を崩さないなど覚えておきたい項目も多い。

 タイトルや著者の経歴など、一見すると自己啓発・ビジネス本のそれと勘違いしてしまいそうだが、内容的には生産性向上に役立つ実践的なものばかりだ。
 とことん仕事の効率化・スピードアップを目指したい人にとっては重要な一冊。
 
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 行動が結果を変える ハック大学式 最強の仕事術
 

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